何カ月振りかでモエレ沼を見てきました。
高温と雨不足のため、モエレ沼公園の富士山も芝生も枯れ果てて緑はほとんどなく、アフリカのサバンナを見るようです。芝生の緑は、セプテンバー・レインまで回復しそうにありません。にもかかわらず、夏休みのモエレ沼は、水遊びの親子連れが大勢くり出し、平日なのに大変活気にあふれていました。
流れ込む川のないモエレ沼は水位が著しく低下し、沼のなかにある島が水面から高く浮き上がっています。オレンジ色の水門は、緑の木々に被われてほとんど見えませんが、冬の間、この狩場でオジロワシを観察したことを思い出しました。
水草に被われた水面には、酸欠のため死んだ、比較的大きな魚がそこかしこに散在し、魚を食べるオジロワシやトビには、この季節も、格好の餌場になっていることがわかりました。
