石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

サロベツのチュウヒも左利き

富士元寿彦さんの名著「原野の鷲鷹」には、子育て中のチュウヒが、雌雄間で空中餌渡しをする場面が、美しい連続写真で掲載されています。残念ながら、雄は両足で餌を運んできますが、空中でそれを受け取る雌は、左足で餌をキャッチしています。

もう1カ所、巣立ちした若鳥が、湿原の沼で魚を捕る場面でも、魚を掴んでいる足は左足です。他の猛禽類を含めても、右足で餌を掴んでいる写真は、この本にはないようです。