アゴラに、池田信夫氏が「新型コロナは子供に感染しにくいので一斉休校は有害無益」という記事を書いています。
コロナウイルスについては、子供の重症者や死者が稀なことは、当初から知られ、中村祐輔氏は、若い免疫細胞の柔軟性・多様性について指摘しています。
しかし、子供が感染しないわけではありません。顕著な発病はしないけれど、他の人に移す可能性のある媒介者は、かえって厄介です。
蚊は、ジカ熱や日本脳炎患者の血を吸っても、発病することはありません。病気を媒介するだけです。
幼児や児童は、夢中になって遊んでいる間に、自分や多くの仲間の、顔や手と活発に触れ合います。家に戻った幼児や児童と、彼らを可愛いがる家族や老人が、密接に触れ合ったらどうなるでしょう。