石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

抱卵は始まっていた

抱卵が始まったかどうか、昨日の疑念を晴らすため、今朝9時前に家を出て、防風林に向かいました。途中、茨戸を過ぎたところで、低空をオジロワシの成鳥が2羽、新川の方向に飛行するのを目撃しました。防風林の夫婦だとすると、抱卵はありません。

防風林に着いて、双眼鏡で巣を見ましたが、ワシも、昨日見えた、黒い出っ張りも見えません。念のため、昨年9月24日に自作した、車のドア用のカーマウントを取り出し、カメラをセットしました。

動画を撮り始めた直後、巣の中で何か動きます。

車を2メートル後退させて撮影したのが、下の動画です。

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雌が、抱卵しています。

抱卵とは、雨の日も、雪の日も、朝でも、夜でも、1羽の親鳥が、巣の中に座り込んで見える行動です。外から卵を確認する術(すべ)はありません。

産卵は、3月2日から3月7日の間に行われたと考えられます。孵化は、4月15日ないし20日頃でしょう。2019年は5月5日に孵化しているので、それより2週間早く、子育てが成功した2018年と、ほぼ同じスケジュールで、子育てが進行する見込みです。

防風林からの帰途、数羽の白鳥が上空を通過しました。今年の春は早く来そうです。