石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

特徴的な雌のチュウヒ

昨日の午前、石狩川の河川敷に行くと、カエルを狙う大量のカラスとトビが消えていました。かの地のカエルは食べ尽くされ、カラスとトビは、河川敷の別の場所や、水が入り始めた周囲の水田に散ったのかも知れません。

しかし、カエルの声は前より大きくなっています。危険が去って、安心して鳴けるようになったのか。たとえ危険でも、雄カエルは勇気を奮い起こして鳴かなければなりません。

そんな河川敷の藪でチュウヒが餌渡しをしました。チュウヒの雄は、餌を渡した後すぐ空を飛ぶので、識別は比較的容易です。

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他方、雌は隠れている藪から飛び立って、雄から餌を受け取ると、すぐまた藪に隠れるので、餌を受け取る雌の識別は中々困難です。

昨日、芦原の上を飛ぶ雌のチュウヒに2点、特徴を見つけました。

1.左の翼の羽根に欠損があること。

2.尾翼を開くと、中央部に割れが見えること。

この雌が餌を受け取る雌とまだ断定はできませんが、その可能性は高いと思います。