本州以南では、カスケーズの「悲しき雨音」がピッタリの季節が、またやってきました。梅雨前線の到来です。
この年齢になると、自分の葬式のことが気になります。
ねがわくは 山法師さく 夏しなん エゾセンニュウの 声をききつつ
です。
葬式に坊さんの読経は無用です。真宗の寺に産まれ育ったというのに。
アメリカン・グラフィティーのように、大好きな懐かしい音楽を聴きながら、妻や息子、娘、そして孫たちに、1分間スピーチ、または、私の本の一節を読んでもらうだけで結構です。もう弔辞を読んでくれる友人はいないでしょう。
先日から、好きなバック・グラウンド・ミュージックを選び始めました。
最初に来るのは、実は、ウォーカー・ブラザーズの曲です。
そして、ピーターとゴードンの「愛なき世界」も入ります。
「悲しき雨音」が入るのは、言うまでもありません。