女系天皇が誕生した場合、男系天皇が密かに擁立され、南北朝時代が再現されることは避けられません。
男系継承は、天皇制のセントラル・ドグマだからです。
将来にわたる男系継承を保証するための方策が、ようやく提言されるようです。
記事を要約すると、
超党派の保守系議員でつくる「日本会議国会議員懇談会」は、女性皇族が結婚後も皇室にとどまる「女性宮家」の創設について、前例のない女系天皇誕生につながるとして反対の立場を取る。
提言では、旧宮家の男子を皇族の養子に迎えたり、皇籍取得を可能にしたりすることで男系を維持する考えを盛り込んだ。
また、戦後に連合国軍総司令部(GHQ)の意向で旧宮家が皇籍離脱を余儀なくされた歴史的背景を提言の中で説明し、国民の理解を得たい考えだ。
首相は4日の衆院予算委員会で「男系継承が古来例外なく維持されてきた重みを踏まえながら慎重かつ丁寧に行う必要がある」
と答弁しているそうなので、提言の実現が期待されます。