石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

ワクチンをのんびり待てるのは緊急性がないから

戦争が始まったら、安全性や有効性のチェックが終わるまで、アメリカやヨーロッパで使われている兵器の使用を待てるでしょうか。

日本のコロナ発症数では、ワクチンの有効性が検証できるわけがないのに、なぜ無駄な時間を浪費しているのでしょう。

また、世界の数百万人の有病老人で安全性が確認されているのに、日本人の元気な若者で、さらに安全性をチェックし直す必要があるでしょうか。

しかも、苦情はどこからも出ません。

ワクチンの安全性や有効性のチェックをのんびり待っていられるのは、明らかに、普通の日本人が緊急性を感じていない証拠です。

私は子供の頃、本物の緊急事態を経験しました。

1960年、昭和35年夕張市から爆発的に流行した小児マヒ(ポリオ)は、北海道全体で1602人の子供が罹患し、127人(7.9%)が死亡、約830人にマヒが残った、と、札幌オリンピックのテーマソング「虹と雪のバラード」を作詞した、河邨(かわむら)文一郎は書いています。

この時、子育て中の親達は、まさに緊急事態の中にいました。赤ん坊を背負った母親達は、アメリカ製であろうと、ソ連製であろうと何でもいい、1日も早いワクチン接種を要求して、デモをしました。

ワクチン接種の優先順位ですが、まず、大相撲の力士のように、仕事中にマスクを使えないスポーツ選手や接待業の従事者から始めるのが、最も有効だろうと思います。