これが、先進的なワクチンに対する日本の「空気」です。空気とは、勿論、マスコミに煽られた世論のことです。
日本女性の命と子宮を守る決断ができないのは、厚労大臣のせいではなく、世論を煽るマスコミのせいです。
これが、日本の製薬会社が最先端のワクチン研究に二の足を踏む、根本的な原因です。
確かな実績があり、安全性も確認されている子宮頸がんHPVワクチンは、世界でも多くの国が欲しがるワクチンです。
それを確保しておきながら、日本は積極的勧奨を控えているために、公費負担でありながら接種率はわずか1%。
このまま廃棄となったらそれは、「じゃあもう、二度と日本には出荷せん!」と製薬会社にそっぽを向かれてもぐうの音も出ませんし、さらに高い効果が見込まれている9価ワクチンが入手すらできなくなる可能性もあります。