この記事の結論はこうです。
となると、お粗末なコロナ対策に特定の犯人はおらず、社会全体の責任、一億総ざんげすべし、ということになる。
これが日本の民度です。敗戦後、一億総懺悔したように、何事もマスコミに煽られた世論(空気)が決める社会では、うまく行かなかったときは一億総懺悔するしかありません。
どこかの国から恐ろしいミサイルを一発撃ちこんでもらわない限り、日本人は自国を守る気のない憲法を変えることはできないでしょう。
否、ミサイル一発では無理かもしれません。
著者は付け加えます。
だが、それではらちが明かない。今の体制の中で変えられるところを早急に変えていくのが、政府の腕の見せどころなのだ。
憲法を変えずに、それでも何とかやってこれたから、今の日本があるのです。無いものねだりしても仕方ありません。
憲法を変えない以上、ふがいなく情けなくとも、ノロノロと右往左往しながらも何とか前に進んでいる、この現状に満足するしかありません。