ブラック・アウトのカスケード(小滝の階段)が、アメリカで津波のように広がっています。
ハリケーンで電線が切れたのではありません。寒波のため、電力不足が起こり、計画停電が大規模に広がっているのです。
石油が噴出する、テキサス州も例外ではありません。
ブルームバーグの記事によると、
テキサス州では数百万世帯への電力供給が停止。ノースダコタ州やオクラホマ州を含む14州をカバーする送電網を管理するサウスウェスト・パワー・プール(SPP)は15日、各事業者に対し計画停電の開始を指示した。
パワーアウテージ・ドット・USによると、テキサス州では午後の半ば時点で380万の顧客への供給が停止。カンザスやミズーリ、アーカンソー、ルイジアナなどの州でも22万5000余りの顧客が電力供給を受けられない状態にある。
ということです。
原発を使わずにCO2を削減するには、日常茶飯事として、ブラック・アウトは覚悟しなければなりません。