ルーマニアのゴールデンイーグルの雛が、突然、厳しい餌不足に直面しています。
ノロジカの肉をたっぷり食べてスクスク成長し、大きなウサギを一度に食べ尽くすほどの食欲を示していた雛が、この3日間、十分に食べていません。
下の動画では、空腹のあまり、とても飲み込めないと思われた巨大な骨を呑み込んでしまいました。
強い胃酸が骨を溶かし、骨髄や骨細胞から、1~2日、何とか生き延びられる栄養が得られるでしょう。
この雛の食べっぷりを見て、昨年、ラトビアのゴールデンイーグルの雛が、雄親が失踪したため、餓死した理由が理解できました。
ゴールデンイーグルの雛が健康に育つには、驚くほど大量の肉を毎日食べる必要があるのです。
動画の中ほど、雌が手ぶらで巣に戻ります。雌の素嚢もペチャンコで、しばらく何も食べていないようです。
雄に事故が起こっていないことを願います。