石狩川の堤防からチュウヒとオジロワシを探していると、目の前を、水上スクーターが河口を目指して走り去りました。
勘が働き、河口の釣り桟橋に回ると、予想通り、流木にワシがとまっています。
体側にアライグマの顔のような模様のある、ほっそりした若ワシです。
流木の周りでは、先日と違って、魚が飛び跳ねる様子はありません。
若ワシは狩りを試みますが成功せず、結局、芦でおおわれた中洲の陰に隠れます。
しばらくして、河口方面から水上スクーターが、猛スピードで戻って来ました。
気が付くと、若ワシが、水上スクーターのスクリュー?で負傷した魚を探して、川の上空を旋回しています。
漁船の後ろをカモメが群がって飛ぶのと同じ理由です。
オジロワシと水上スクーターは共存共栄の関係のようです。