睡眠薬の代わりに、数カ月前からダーウィンの「種の起源」を朗読で聴いていますが、昨日、何と「利己的な遺伝子」で有名なドーキンスが、朗読しているサイトと出会いました。
「種の起源」は、 Youtubeでは数種類のバージョンで聴くことが可能ですが、どれも数人のボランティアが手分けして読んでいるもので、著名人が一人で朗読するものは、他に例がありません。
朗読時間が6時間弱なので「種の起源」の全文ではありませんが、これまでの朗読者の中では最も明析で、聴きごたえのある朗読です。
https://www.youtube.com/watch?v=-BF5OyFQmEA&t=558s
このサイトは、どうやら無神論に関連しているようで、「種の起源」の他には、バートランド・ラッセルの「宗教と科学」も読まれています。
ドーキンスは、「神は妄想である」の中で一神教を徹底的に攻撃しており、無神論の聖典ともいうべきダーウィンの「種の起源」を朗読することは、この上なく理にかなった行動です。
ライフワークの締めくくりとして、全文を声高らかに読み上げてもらいたいと思います。
追伸:違法サイトだったのか、このブログに珍しく300近いアクセスがあったあと、サイトが閉鎖されました。
ドーキンスの朗読の中に、ディスク5、というようなセリフがあるので、CD版で市販されているものを、無許可でアップしたのかも知れません。