石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

長子の長飛び、父親の均等給餌

モエレの次子が巣立ちしているか確認するのが、本日(7/05)の第一課題です。 

https://www.youtube.com/watch?v=LrfWmsW_Cyc&t=5s

16時25分に観察地点に着くと、次子と雄親が巣を守っています。

17時、次子が巣から斜めに張り出した太枝を登り始めます。しかし、高い木に登った子猫のように、そこで動けなくなります。

13分後、さらに上に昇り羽ばたきをするので、覚悟を決めて飛び立つか、と思いきや、何とか巣に戻り、父親の元に駆け寄りました。

次子の巣立ちはまだで、長子とは1週間以上の差がついています。

その直後、尾の白いワシが茨戸川方面から低空飛行で飛来したので、てっきり雌ワシと思いましたが、巣の50m手前の倒木にとまった姿は長子でした。

倒木から巣まで飛ぶ姿を、初めて撮影しました。

長子が戻ると雄ワシはすぐに飛び立ち、15分後、魚を獲って戻り、早速給餌します。

大きく成長した兄弟に、給餌はほんらい不要ですが、魚が1匹なので、父親の均等分配は必須です。

兄弟は仲良く食べ、給餌は9分間で終わりました。

父親はふたたび狩りに飛び立ち、長子は飛行訓練を再開しました。