石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

次子がマントリングで餌を独占

モエレの仲良し兄弟の観察で、餌を独り占めするため、翼を丸く広げるマントリングを初めて目撃しました。 

https://www.youtube.com/watch?v=A4WQrklFmrs&t=179s

午前7時30分にモエレの観察場所に着くと、すでに朝食が始まっています。

位置取りが巧妙なのか、すばしこいのか、いつも次子が先に食べているような気がします。

と言っても、カメラのモニターが小さいので、長子の存在に気づいたのはかなり後でした。

次子の嘴から餌をゲットする、長子の行動を何度か見ていますが、今回はそれを許さず、次子はマントリングで防ぎます。

しかし、マントリングはすぐに閉じられました。

2回目のマントリングは、長子が、最後に残った尾部を、次子から奪おうとする時に起こりますが、次子はこれをマントリングで防ぎ、尾を呑み込みます。

今回、母ワシが運んだ魚を、次子は約20分間で完食しますが、どうやら鮮魚ではなかったようです。

食後、次子は長子に嘴を開いて優越行動をとり、巣から追い出して抱卵のような姿勢をとります。

これらの行動をみると、次子は身体の大きい雌で、長子は雄かも知れません。