炎暑のモエレに、次子の巣立ちを確認するため、やって来ました。
次子は、恐らく7月7日に巣立ったようです。
https://www.youtube.com/watch?v=DViakm6Olfo
猛烈な炎暑の日中も、兄弟は口を開いて、止まり木に並んで、親の帰りを待っていましたが、陽炎でカメラの焦点が合いませんでした。
午後4時55分、今日(7/08)二度目の出動です。
カメラの集音力を下げているので、鳴き声が聴きとれませんが、長子は盛んに鳴き、餌を要求しているようです。
この時期、オジロワシは餌不足のようです。
巣立ちした次子は、盛んに羽ばたきを繰り返し、飛ぶ意欲を見せますが、巣に戻るのも容易でないのか、数メートルの飛躍も撮影できませんでした。
午後6時過ぎ、長子の動きが急にあわただしくなり、飛び立ちますが、1分後、巣に戻っても激しく鳴き続けます。
怒っているような、餌を要求するような、しつこい鳴き方です。
見渡すと、巣から100m離れたカラマツの先端に、半日待ち続けた父親が、手ぶらで戻っていました。その素嚢はペチャンコです。
父親を撮影中も、長子はズーッと鳴き続けます。
父親はいたたまれず、夜の絶望的な狩りに飛び立ちました。