石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

母の餌に依存する次子、自力で狩りをする?長子

8月20日。暑い日中、モエレの巣の周辺にワシがいないことを確認。

車の窓を開ければエアコンなしでも待てる、午後4時過ぎに出直しました。 

https://www.youtube.com/watch?v=wt53s4LxuXI

巣は空ですが、いつものカラマツに次子がとまって餌を待っています。

しばらくして、次子の鳴き声が激しくなり、カラマツを飛び立って巣に入りました。

母親が餌を運んだのです。

しかし、餌は母が食べた残りで、3分間で食べ切れる量しかありません。

これでは、次子の空腹は満たされません。

止まり木の母を恨み、もっと餌を獲って来いとばかり、母を追い払います。

次子は、その後50分間、餌を求めて鳴き続けます。

17時25分、次子は綺麗な牧草地に向かって飛びます。

牧草地に餌が運ばれたか、または、長子が戻ったと考え、そちらへ車を移動しました。

餌も長子の姿も無く、移動した理由は不明ですが、10分後、次子は、狩りを続ける長子を探して?飛び去ります。

代わって、母ワシが手ぶらで戻ります。

午後6時まで待ちますが、父親と長子は戻りませんでした。

次子は親の運ぶ餌に依存していますが、独立心の強い長子は、自力で狩りをしているかも知れません。