前回(孵化後10週)から約1週間が経過し、いくら何でも止まり木には止まれるようになっているだろうとモエレに来てビックリ。
幼鳥は、ほぼ自由自在に飛び回っていました。
https://www.youtube.com/watch?v=4bFJaDuZJr8
30℃を超えた札幌、気温の下がり始めた午後3時過ぎでもオジロワシにはまだ暑いらしく、母ワシは狩りに出ず、巣に残るわずかな葉陰で陽射しを避けています。
そこへ巣の外で遊んでいた幼鳥が戻ってきます。
翼の力が十分ではないのか、巣の下から巣の上までバタバタ這い上がるのに2分かかりました。
さすがに巣に貯食はなく、巣の周りを飛んだ父か母のあとを追うように巣から飛び立ちます。
6分後、巣から東へ100m離れた木にとまっている幼鳥を発見。
まだ遠くまで飛ぶ力はありません。
小鳥にからかわれるように背後から攻撃され、たまりかねて飛び立ち、藪に消えました。
追伸:10週となった防風林の幼鳥も、巣の東側の太枝から北側の太枝へと、約2メートルほど飛び移っていました。