茨戸川の第3の観察地点で、若ワシの狩りと食餌を見ました。
ごく最近発見した観察地点に着くと、オジロワシと水鳥があわただしく錯綜し、狩りが行われたようです。
2羽の若ワシが交錯し、私のカメラは風切り羽が一部抜けて換羽中の個体を追いますが、見当違いで飛び去りました。
探すと、狩りに成功した若ワシは、木の上で魚を食べ始めていました。
いつものようにカラスが邪魔に入りますが、木の上なので、気にならないようです。
食べ終わるまで約17分間でした。
10月初日、快晴、微風、温暖の撮影日和の朝です。
しかし、撮影日和に撮影対象が現れない、私のあるあるジンクスが、今日も的中しました。
トビも水鳥ものんびり日光浴をするだけで、朝食に無関心です。
定刻を過ぎても、オジロワシは現れません。
久し振りに、ワカサギ漁の定置網があります。
1時間ほど待った頃、漁師が現れて網を上げました。今朝の水揚げは、前回見たときの3分の1ほどでした。
むなしく家に戻ると、外からチゴハヤブサの鳴き声が聞こえます。
今回は、急いで庭に三脚を立てて撮影しました。
それでも、デジタルで倍率を上げると、画像が揺れてぼやけるため、光学3000㎜が限界でした。
電波塔まで、結構な距離です。
私は再生エネルギー教徒ではありません。
原子力発電に核アレルギーをもつ日本では、太陽光発電や風力発電の比率が上がると、バックアップ電源のコストが急激に上昇し、端的な話し、天然ガスの奪い合いにより、電気代が高騰するだけでなく、エネルギー危機が起こると考えています。
昨年の冬は、天然ガスの不足から電力のスポット価格が急上昇し、電力会社が大儲けするのかと思いきや、大損していました。わけがわかりません。
エネルギー危機や天然ガス高騰で儲かる投資先はどこでしょう?日本にそのような企業が存在するのでしょうか。
下の記事は、イギリスやヨーロッパに関するものですが、天然ガスの奪い合いは中国を含むアジアでも起こっており、日本では、この冬も、天然ガスの暴騰による電力エネルギー危機が起こることでしょう。
ガス・電力価格の高騰を引き起こしているエネルギー供給危機は、「投資が行き渡らなかった」石炭やガスなど古くからあるエネルギー源からの「しっぺ返し」だと、ゴールドマン・サックス・グループの商品リサーチ世界責任者、ジェフ・カリー氏が述べた。
カリー氏は、「リターンが少ないため、資本はオールドエコノミーからニューエコノミーへ振り向けられた」と発言。「これは欧州に限った話でもなければ、エネルギー部門独自の話でもない。」と指摘した。
同氏は「資本を引きつける十分なリターンが獲得できるよう、こうした商品の価格はさらに高騰する必要がある」と指摘。
アルベラ氏は、市場を安定させるため欧州がガス備蓄能力を引き上げる必要性を強調。「英国は備蓄に投資する必要があり、欧州は貯蔵スペースを埋める必要がある」と指摘した。
初めて幕内力士として登場した白鵬を見たとき、このまま行けば必ず横綱になるだろうと予感しました。
予想は的中し、大鵬を超える大横綱になりましたが、舞の海さんが「白鵬、衰えたり」と看破した数年前から、すでに晩節を汚す相撲に変わっていました。
相撲を、禁止されていない技なら何でもありの格闘技へと転換させたのです。
かちあげに見せかけた肘撃ち、そして究極の業が張り手でした。
相撲が、ボクシングのように間合いを取って、顔面を防御しながら、相手に強烈な張り手をかますチャンスを伺う、そんなスポーツとして生まれ変わる寸前まで行きました。
閉ざされた相撲界の中で、不文律を守る伝統も、外国人が上位力士の大半を占めるようになった今、転換点に来ています。
ルールの明文化をはじめ、怪我人続出の土俵構造の見直しなど、多くの前時代的問題点の洗い直しを早急に進めるべきです。
上空を旋回し、残念ながら、石狩川方面に向かいます。
しかし、高度を下げて、すぐ近くの芦原に降りました。
ドアのマウントからカメラをはずし、堤防から手持ちで撮影しますが、ワシは石狩川の本流側へと飛び去りました。
ワシを追い払ってしまった、と後悔します。
しかし、ワシはほとんど見えないほど遠回りして、いつもの木に戻ります。
木には2羽見えますが、ことによると3羽いるかも知れません。
右下にとまっていた成鳥が飛び立ち、狩りに成功します。
この成鳥は狩りの名人です。
成鳥は、いつもの木に戻りますが、ほかの木が邪魔をして外からは見えない、下段の枝にとまって食べます。
前回、食餌の場面が見えなかったのも、この枝にとまったせいかも知れません。
成鳥が現れてから、ここまで14分間の出来事でした。
ワシが現れるまで、30分待ちましたが。