「最初の出会いが最も感動的」の第３弾です。3月1日の午後、私は生まれて初めて、オジロワシの狩りを、目の前で目撃することができました。それも3回連続です。それまでオジロワシが、鵜や雷魚を食べる場面は見ていますが、狩りを見たのは初めての経験でした。
はじめの2回はあっという間に終わったので、獲物のフナを食べているところしか記録できませんでした。しかし、最後の3回目は違います。顔馴染みの探鳥家の皆さんがお帰りになった狩場で、オジロワシの雄が雌に交尾を迫りました。身体が大きく、狩りも上手な雌は、ここは狩場よ、交尾より狩りが先でしょうと、雄を振り切ったのが、この動画です。
その直後、雌は、雪の斜面から沼に飛び込み、半身を沈めながら、翼をバタフライのように動かして、対岸まで泳ぎます。その足には、この日３匹目の、最も大きいフナが鷲掴みされていました。その動画は、「泳いで魚を獲るオジロワシ」というタイトルで、既にYouTubeにアップされていますので、そちらをご覧ください。
交尾を迫った雄が、ただ今抱卵中の雌に、十分な餌を運んでいるか、心配している今日この頃です。
