石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

防風林の野鳥たち

防風林の近くで何時間も過ごすと、多くの野鳥に出会います。防風林の上を、ときどきタカが飛びますが、大きなオジロワシでさえ鮮明に撮れないのに、小さなタカが撮れるわけないと、散漫になろうとする気分を引き締めます。

車のすぐ前に、昨年の“虎杖”が数本立っています。“虎杖”とは、イタドリのことです。タラコで有名な虎杖浜は、これが繁茂していたのでしょう。折れた虎杖の先に、ノビタキやホオアカ、そして、アオジのつがいまで止まりますが、双眼鏡で確認する程度です。

5月13日の午前8時過ぎ、車の下から、ハタハタと何かが風にはためく音と、金属が擦れる低い音がしました。二度目に同じ音を聞いたとき、野鳥かも知れないと考え、かすかな記憶をたどって、キジに行き着きます。その間も、車の周囲を探し続け、ついに、50メートル先の麦畑の畔にコウライキジを発見しました。

キジは、冬、ときどき我が家の庭にも姿を見せることがあり、また、足跡と尾を引きずった跡から、それと気づくこともあります。キジは、妻も好きなので、カメラを三脚からはずし、手持ちで撮影しました。エンジンがかかっていないので、窓ガラスが降りず、後部座席の黒いガラス越しの映像です。そのせいか、YouTubeのサムネイルが奇妙です。

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よく見ると、クジャクより綺麗だと思います。