石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

孵化後10日、雛の排泄と給餌

午後2時、快晴・微風、20℃を超える防風林に着きました。去年(2018年)の今日、防風林のオジロワシを初めて撮影していますが、その違いをあとでご覧ください。

巣は雄が守っていました。狩りの上手な雌は、30分で戻るだろう、と予想しましたが、今日は約1時間かかりました。雄は、カラスが巣のある木に止まった、2時15分と2時45分に鳴き、さらに、雌が巣の上を旋回した2時55分にも大きな声で鳴いたので、雌の帰還を見逃す心配はありませんでした。これは、雌が巣に戻った直後の1分間をカットした映像です。

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雄と入れ替わった雌は、すぐに給餌を始めようとしますが、ヒナの様子がいつもと少し違います。頭を下げ、お尻を持ち上げるようにして、可愛い糞を巣の外に飛ばしました。

ヒナには気温が高過ぎるようで、口を開けてハアハアいっています。水分は親の唾液でしょうか。

比較のために、昨年の5月16日に撮影した動画をご覧ください。

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ヒナは、すでに親の半分近い大きさがあり、色もほとんど黒です。孵化後、20日以上経過しているだろう、というのが私の見立てです。今年のヒナが、これから10日間でどのように変わるか、楽しみです。