チュウヒは冬鳥

冬期に積雪のない日本列島の南部では、チュウヒは冬鳥とのことです。サロベツ湿原や石狩川流域で繁殖したチュウヒは、秋づくにしたがい南下し、本州の湿原、草原に移動していたのです。

時あたかも、鷹の渡りが始まろうとしています。昨秋、室蘭で1、2羽のチュウヒを見た記憶があるとはいえ、何か特別な感慨がわいた記憶はありません。

今年は、春・夏のあいだ一度も出会いのなかったハチクマではなく、むしろチュウヒに、深い感慨を覚えるかも知れません。