石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

中国が北朝鮮に学び、日本にたいして人質外交

中国で次々に捕まる日本人、日中関係正常化は幻想だ」と題する福島香織氏の記事がJBpress誌に掲載されています。その副題は、「人質外交」に走る習近平政権、日本政府は対抗策を、というものです。その内容は、次のようなものです。

中国が反スパイ法を根拠に拘束した日本人13人のほとんどが、たいして機密とも思えない“情報”を盗んだとして逮捕、9人が起訴され8人が判決を受け、その中には12年もの懲役刑を受けた人もいる。今回、14人目の逮捕者が出た。しかも国立大学教授、准公務員が捕まったのは初めてである。

今回の逮捕者は、北海道大学法学部教授で、日中戦争史が専門、9月に中国を訪問して以降、消息を絶っていたといいます。

今回捕まったのは、防衛相防衛研究所戦史研究センターや外務省大臣官房国際文化協力室の主任研究官、外務事務官としての勤務がある40歳代の男性で、専門は日中戦争史だった。かつて中国の治安機関史に関する論文を執筆したこともあるという。日本のメディア関係者によれば、今回の訪中は社会科学院の招待を受けていたという話があり、そのついでに研究のための資料集めやフィールドワークも行ったのかもしれない。帰りの空港で逮捕されたという。

中国の反スパイ法は、恣意的に、誰でもスパイとして逮捕できる法律です。そのような国と、スパイ天国の日本が、まともに付き合えるはずがありません。日本もアメリカにならって、中国に対し相互主義を厳格に適用すべきです。