以前、沖縄で見たイソヒヨドリについて書いたことがありますが、その大変興味深い生態に関する記事が、ホシナ コウヤ氏によって書かれています。
「頻々と目撃される幸せの青い鳥。イソヒヨドリが都市・内陸に大進出しています」(tenki.jp サイエンス11月27日)。
私が最も興味をひかれたのは、子育てについての記述で、
雛が自分で飛べるようになる巣立ち後はクラス分けされて、父親が給餌する雛と母親が給餌する雛、それぞれが二羽から三羽ほどを受け持つようになるのです。自分が受け持ちでない雛に対しては一切面倒を見なくなり、餌も与えなくなります。家族といえども群れずに早々に解散。できるだけ小さいユニットに分散しようという性質があるようです。
巣立ち後の雛たちを2つのユニットに分け、父親と母親が別々に担当するという子育て法を初めて知りましたが、合理的な方法と感心しました。