石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

共産党は手垢と血糊のついた党名

次の選挙で、共産党を加えた野党共闘が話題となり、共産党は「革命政党」か、「普通の政党」か、アゴラで論争になっています。

70年代の初めに学生時代を過ごした関係で、私には、共産党にシンパシーをもつ友人が何人かいます。その一人に、世界中から嫌悪され、十数億の人々が共産党の圧政に苦しみ、解放されたいと願っているというのに、何故そんな悪名高い党名を維持するのか、と聞いたことがあります。もちろん、納得のいく説明はありません。

残念ながら、私には、共産党は、血塗られたイメージしかありません。資産家や知識人を虐殺して権力を奪う、暴力革命を放棄するというなら、「生活改善党」や「弱者の味方党」の方がずっと綺麗で、悪いイメージがなくていいじゃないか、と私は素朴に考えます。

でも、一度それをすると、毎年党名を変える〇〇党と同じように、じり貧になってしまう、という恐怖があるのかもしれません。実態と乖離し、時代錯誤と言われようが、伝統を守ることは大切です。共産主義革命党という名称は、どこかの政党が、いまだに、公武合体党とか尊王攘夷党などと名乗っているようなもの、なのかも知れません。