石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

ついに巣立ったD32

D32とは、昨年、アイオワ州Decorahで最初に孵化した雛の名前です。2番目に孵化したD33とともに、MomとDM2の上手な子育てにより、順調に育っていました。

しかし、2019年6月4日、冒険心旺盛なD32は、巣から張り出したスカイウォークと呼ばれる太枝を歩いている途中、バランスを崩し、落下して足を骨折する大怪我を負います。

弟のD33も翌日、6月5日に、同じくスカイウォークから落下します。偶然は重なるもので、同じアイオワ州にある別の白頭ワシの巣、Decorah North Nestで順調に育っていたDN9も、6月6日に、やはり巣から張り出した太枝から落下し負傷しています。

幸いなことに、3羽は、ライブ映像を見ていた保護センターの人々に救われ、センターで治療を受けます。昨年の12月12日に書いたブログで、3羽とも、9月下旬、保護センターから無事に巣立ったものと思っていました。

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上の2つの動画は、12月12日の記事で引用したものですが、後の動画の表題には、D33とDN9のことは書かれていますが、D32には触れられていません。

すっかり忘れていたD32が、2020年3月3日、ついに巣立ったというのです。

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D32は骨折の大怪我を克服し、他の2羽から半年遅れましたが、保護センターから目出たく巣立つことができました。