今日は、風があって水蒸気の影響が少なかったせいか、撮影技術が上がったせいか、いつもより見やすい映像が撮れました。
雌OM1の留守中に、雄OD1とGFが、またしても不倫交尾を行いました。
強引に巣に侵入したGFは、今にも卵を割ったり、巣から蹴落としたりしそうな勢いでしたが、卵に危害を加えた様子はありません。
しかし、孵化して雛になったらどうでしょう。か弱い雛に、危害を加えなければいいのですが。もちろん、その前に、消え去ることがベストです。
午後3時過ぎ、撮影を止めて、車で数分走ったとき、雌が数羽のオジロワシを従えて、狩りから戻って来るところに出会いました。足に魚をつかんでいます。狩りに出てから3時間半たっていました。
あわてて所定の撮影場所に戻り、巣で魚を食べている雌を、手持ちで撮影しました。
三脚を立てて撮影を始めると、GFが雌のいる巣に侵入します。何もしない雄とは違い、雌は、GFの背中の羽毛を嘴で咬み、撃退します。ただし、侵入も、撃退も、本気とは思えません。
猛禽類の立派な嘴は、武器ではありません。せいぜい食卓のナイフとフォークです。武器は、足の長い爪talonだけです。
GFは侵入者なのでしょうか、それとも、このペアの娘でしょうか。なんとなく近親相姦の匂いを感じるのは、私だけでしょうか。
GFが本物の婿を選んで、産卵、子育てをするのは、来季以降かも知れません。