石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

アイオワ州Decorahはワシの天国

アイオワ州Decorahでは、現地時間の4月5日にD34、D35という2羽の雛が孵化しました。巣にはもう1個、卵が残っています。

この動画は、次の日、4月6日に給餌している様子ですが、餌はふんだんにあり、しかもカラスがいません。Decorahは、ワシの天国です。

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これに引きかえ、石狩での子育ては地獄、とまではいいませんが、極めて困難です。

雛のために餌を運ぶのは、雌のOM1しかいません。しかも、今シーズンは、雛のために貯食することも難しいでしょう。なぜなら、雄のOD1に加えて、雄の愛人GFが貯食を食べると予想されるからです。

巣で餌を食べている雌に、GFが餌を要求する場面を、既に2度、確認しています。

雄は、賢いカラスに見くびられています。一度、相手の弱点を学習し、馬鹿にできると知ったカラスは、決して忘れません。

このまま行くと、今年は、昨年以上に困難な子育てになりそうです。