日本人の日常生活には、武漢コロナウイルスの重症者を生み出すような、濃厚接触はほとんどありません。
最近の調査によると、神戸市では、無症状ないし軽症感染で抗体保持者となった人が、5万人いるとされています。同じようなことは、全国で起こっているでしょう。
ウイルスと人との戦いの勝者は、侵略者の数と免疫力との相対的な力の差によって決まります。大量のウイルスを浴びた場合は、どんなに元気な人でも重症化するでしょうし、わずかな量のウイルスでも、体力のない病人は負けます。
逆に、普通の人が、わずかなウイルスに感染した場合、無症状ないし軽症感染で侵略者に打ち勝ち、抗体保持者となるのです。
濃厚接触が避けられない、病院や介護施設にウイルスが侵入しないように注意し、元気な人も、大量のウイルスを浴びる可能性のある、夜の盛り場で、濃厚接触を避けるだけでいいと思います。
満員電車にも、職場にも、パチンコ店でも、マスクをしている限り、日本人の日常生活には、大量のウイルスを浴びる濃厚接触はほとんどありません。
そう考えなければ、日本人の重症者や死者の数が、この程度で済んでいることを説明できません。