今年は、地球温暖化がストップしたかのような冷夏です。コロナ自粛で、経済活動が低下しているせいでしょうか。
半袖では寒いので、上からフリースのジャンパーを羽織っています。6月に入ってからも、ストーブを何度か炊いた人がいる、という噂を聞いています。
自然の活動に、いちいちイライラしても仕方ありません。思い通りになると思う心が思い上がりです。
両翼に欠損のある雌のチュウヒが独身に戻ったようです。雄からの餌渡しと、その前後の巣材運びはしばらく見られず、逆に、広い縄張りを飛び回って、餌を探す姿をよく見かけます。
残念ながら、抱卵も雛への給餌も、なかったようです。予想していたことですが。
産卵、抱卵を期待して餌渡しをしていた、雄の期待に応えられなかったのか、それとも、雄には余りにも妻が多く、十分な餌がもらえず、産卵できなかったのか。
上の動画の中で、一瞬ですが、後頭部の羽毛が美しいブロンドに輝くのを見て、この雌が、昨年、ここから巣立った2羽のうちの1羽であることを、強く確信しました。