石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

白頭ワシの巣で起こった今季最悪の悲劇

West Endのあるカタリナ島は、カリフォルニア州ロサンゼルスの遥か沖にがあります。West End Eaglesとは、この島の断崖で子育てをする白頭ワシのことです。この巣では、昨年または一昨年にも、カラスによる似たような悲劇が起こっています。

カラスの活動が活発な地域ということは、ワシも十分承知しているはずですが、悲劇はまたしても繰り返されてしまいました。

悲劇が起こったのは3月11日のことです。

その前に、抱卵している白頭ワシを見て驚くことは、観察者または研究者によってワシの翼につけられた標識の無慈悲な大きさです。こんな無慈悲な標識は見たことがありません。

そういえば昨年、Decorahの天国の巣から巣立った3羽の若鳥の背中に装着された無線発信機も、実に馬鹿でかく、研究者は無慈悲なことをするものだ、と驚いたことを思い出します。

子供たちの背中につけられた発信機を見て、ここは天国ではないと悟り巣を放棄した、というのは考えすぎでしょうか。

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West End Eaglesの 3個の卵は、もうすぐ孵化するところまで育っていました。

1個の卵はカラスが嘴に咥えて持ち去ったので、食べるところは出てきませんが、2個の卵から雛が引き出され、カラスに食べられる様子が記録されています。

雄の餌運び、または、シフトチェンジの間隔があまりにも長く、雌が待てなかったのでしょう。ことによると、雄に、事故が起こったのかも知れません。