石狩河口橋の下には2台のシャベルローダーがあり、目の前の芦原から河口橋の下まで、芦原を削って道路が造成されています。
チュウヒもオジロワシも、今度こそ見切りをつけたなと確信しつつも、念のため、もう一度やって来ました。
もしや、もしやの母心です。
強風の中、いくら待っても、トビとカラス、そして数羽のカモメしか飛びません。
諦めて帰り支度をしていると、対岸をチュウヒが飛びました。
しかも、何と枯れたブッシュにとまるではありませんか。
残っていてくれて有難う、と声を掛けました。
続いて、遠い、芦原に囲まれた浅瀬に、若いオジロワシが降りました。
若ワシより早く、カラスが集まっていたので、何か食べ物がありそうです。
しかし、ワシにとっては物足りなかったようで、若ワシは間もなく飛び立ち、工事でなぎ倒された芦原の上を飛んで消えました。
河川敷の工事が、この先どのように進むかわかりませんが、チュウヒとオジロワシの姿は、少なくとも、ここ当分は見られそうです。