冨士元寿彦さんの「サロベツ発」というブログに、今年巣立ったチュウヒの兄弟が戯れ飛行する写真が載っています。
https://sarobetsu.exblog.jp/241551951/
そういえば、数年前、石狩川でも同様の場面が見られたなぁ、と懐かしく思い起こした次第です。
https://www.youtube.com/watch?v=QBI2ER_Csl8
集中豪雨による水害に備えるためか、はたまた砂利採取のためか、毎年、重機が入って芦原を削っていますが、石狩川流域に住むバーダーが、苦情を言う権利はありません。
人口過剰の札幌周辺では、釣りやモーターボートなど、水のレジャーに加え、バーベキューや犬の散歩、そしてドローンの飛行にと、河川敷は貴重な遊び場となっています。
数羽しかいないチュウヒに、広々とした河川敷を譲り渡す余裕など、ありません。
いまや絶滅寸前となったチュウヒの繁殖は、サロベツ湿原に頼るしかないようです。