石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

渡りのため南下するミサゴが石狩河口で狩り

9月17日。台風の接近を感じさせる強風の石狩河口に、オジロワシの姿はありませんでしたが、渡りのため南下するミサゴが、栄養補給のため、活発な狩りを見せてくれました。

https://www.youtube.com/watch?v=2n6evxDiDS0&t=219s

 ミサゴを発見したのは、チュウヒの消えた芦原でしたが、近くで撮影するため、約2キロ離れた釣り桟橋に移動します。

ミサゴは、釣り桟橋の対岸にある流木にとまっていました。

芦原から、直線距離で1キロ以上離れていたことになります。

強風の中、車のドア・マウントに装着したカメラを、両手で押さえて撮影。

嬉しいことに、ミサゴは目の前でダイブし、大きな魚をゲットします。

重そうに運ぶ途中、アオサギが邪魔に入り、魚を落としてしまいます。

ダイブの瞬間とアオサギとのファイトは、動きが早く、カメラの角度が悪かったため、被写体を追えませんでした。

しかし、嬉しいことに、5分後、ミサゴは小型の魚を獲って戻ります。

食後、まだ満たされないミサゴは、すぐに飛び立ちます。

今度こそ撮り逃すまいと、やや引き気味に、5分間の長尺撮影。

しかし、見える所では、ダイブしませんでした。

10分後、ミサゴは、石狩河口名物の大きなハゼを獲って戻ります。

魚の体型や尾びれの様子からハゼと判断しましたが、これほど大きいハゼを見るのは初めてなので、ことによると別の魚かもしれません。

石狩河口でタップリ栄養補給して、無事に南方へ渡ることを祈ります。