昨年の12月24日、スパイ容疑で逮捕され、6年間の刑期を終えて出獄した日本人男性のインタビュー記事を紹介しました。
200回以上も訪中し、日中の友好に尽くした、きわめて善良な日本人です。誰でもいいから言いがかりをつけて逮捕しようという政策の、気の毒な犠牲者というしかありません。
https://taitakuma.hatenablog.com/entry/2022/12/24/140833
中国に滞在する日本人に、今また、逮捕の危機が迫っているようです。
中国事情に詳しい近藤大介氏のYoutube動画によると、今回の日本人に対するビザ発給停止は、「戦狼外交」2.0 の序章に過ぎないというのです。
https://www.youtube.com/watch?v=aLs4eD6S40s
岸田政権は、バイデン大統領が主導する中国封じ込め政策に、オーストラリアや欧州列強とともに、積極的に参加する姿勢を鮮明にしました。
3期目をスタートさせ、日本を、韓国と同様、子分あつかいしようと考えていた習近平は、これが許せず、激怒しているというのです。
突然コロナを野放しにした自身の無責任な政策には何の反省もなく、中国人観光客にコロナ対策を取る、日本や韓国の責任ある対応に、怒りを爆発させているのです。同じことをしても、子分とは思っていない欧米諸国には何も言わないのが、何よりの証拠です。
中国にいる日本人には、1日も早く、全員無事帰国されることを、心からお祈り申し上げます。