今月、広島でG7サミットが行われ、核軍縮、核廃絶はその中心議題のひとつと考えられています。
しかし、岸田総理や広島の平和運動家には皮肉なことですが、核兵器が全面戦争を防ぎ、戦争を局地戦に限定する、極めて重要な役割を果たしていることは、火を見るよりも明らかです。
想像してください、韓国が一歩先導し、日本も続いて核保有国になった極東の地政学を。
ロシア、中華帝国、北朝鮮の強権・独裁国家3人組の存在が相対化され、極東はパズルのピースがはまるように安定化するでしょう。
もちろん、通常兵器、ドローン兵器による局地紛争の種は尽きず、経済力、科学技術力による独裁国家群と民主国家群の覇権競争は、独裁国家が内部崩壊するまで継続するでしょうが。