午前9時30分、防風林に着くと、予想外に強い風が吹いています。
南東からの夏の季節風を防ぐために、防風林は効果的に機能しているということです。
https://www.youtube.com/watch?v=4lC_27s4z-4&t=14s
さて、防風林の巣は雄が守っていました。
10時40分、雄が立ち上がったのでカメラのスイッチを押すと、すでに雌が戻っていました。雛を見るのも、これがこの日初めてです。
早速、給餌かと思いきや、雛が母から魚を奪い、母は魚を奪い返しました。
食べ盛りの雛には、母がくれる一口サイズが小さ過ぎて不満です。
その上、雌は巣の下のバーダーが気になって、給餌がしばしばストップします。
もう独りでも食べられると魚を奪う雛、まだ独りで食べるのは早いと奪い返す母。魚の奪い合いは続きます。
10時50分、まだ食べ終わっていないと思いますが、雌は鮮魚の給餌をやめ、ずっと大きい貯食を引き出します。
貯食の給餌は、11時丁度に終わりました。
母親の給餌には、雄親のダイナミックさがありません。母は、雛をいつまでも赤ちゃんと考えているようです。