バルト三国のラトビアでは、今シーズンは、4月14日と16日に孵化した2羽の雛が順調に成長していました。
当然のことながら、5月4日には長子による見るに耐えないヒドイいじめが観察されています。
https://www.youtube.com/watch?v=IrpZwmH8G5Q&t=17s
ところが、同じ5月4日、長子の排泄した糞がカメラのレンズを直撃し、以後2カ月余り観察不能となります。
7月14日、設置者によってカメラのレンズが清掃され、観察が再開されます。
嬉しいことに、雛は2羽とも、無事に巣立っていました。
7月26日以降、雄の長子はKursis、雌の次子はKateと呼ばれますが、その日を最後に、長子は映像に現れなくなります。完全に独立したか、あるいは事故にあったか、情報はありません。
一方、次子のKateは、8月18日まで、ほぼ毎日、親から餌をもらっています。
さて、我が北海道の防風林では、4月25日にオジロワシの雛が孵化していますが、他方、モエレの兄弟の正確な孵化日は不明です。恐らく防風林より1~2週間早いと想像されます。
ラトビアの5月4日の雛と、モエレの5月5日の雛がほとんど変わらないことから、両者はほぼ同時期に孵化していると思われます。
https://www.youtube.com/watch?v=l4o9FbKdelQ&t=110s
すなわち、ラトビアのKateとモエレの次子が独立する時期は、ほとんど同じだろうと予想する次第です。