カナダは中国から民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)を守れるか?
バンクーバー在住の日本人が、極めて臨場感あふれる記事を書いています。
https://agora-web.jp/archives/231207002753.html
香港が中国に返還された1997年、アグネス・チャンを先頭に、一国二制度を嘘と見破った多くの香港人は、バンクーバーに移住しました。
20年後、習近平が、一国二制度に終止符を打ったとき、雨傘をもって抵抗した学生たちには、残念ながら、先見の明が無かったのです。
あのときシンボル的な存在だった周庭さんが、香港を何とか脱出し、香港には二度と戻らない、とカナダで声明を発表しました。
これを受け、香港政府トップの李家超(ジョン リー)行政長官は保釈や渡航を認めるなどの「警察の寛大な対応が裏切られた」とし、「全力で逮捕する」(日経)と述べています。
カナダには中国のスパイがうようよいます。アグネス(周庭さん)の動向など極めて詳細に本土と香港警察に筒抜けになっているはずです。ましてや香港政府のトップが本気となれば何をしてもおかしくないのです。
カナダに亡命したシーク教徒の命を守れなかったトルドー政権が、うようよいる中国のスパイから周庭さんの命を守れるか、バンクーバー在住の日本人が、深刻な疑問を呈しています。