ニューズウィーク誌によると、欧米の価値観に従って香港国家安全維持法に反対し、アメリカやヨーロッパと同様の対応をしたカナダのトルドー首相を、从培武カナダ大使と中国外務省の趙立堅報道官が恫喝したようです。
報道によると、
カナダ政府は、7月3日、香港と結んでいた犯罪人引き渡し条約の停止と、香港で民主化デモの弾圧に使われる可能性がある「軍民両用」製品を含む軍事物資の輸出禁止を発表した。
これに対し、
中国外務省の趙立堅報道官は6日、中国政府には報復の用意があり、カナダは「その責を負うことになる」だろうと発言。从培武は、「見ているがいい」「我々は断固として自国の安全保障と主権を守っていく。（内政干渉を）黙って見過ごしはしない」
と恫喝したというのです。
国際社会はヤクザ社会や戦国時代と変わりません。同じような恫喝は、アメリカも使います。
国際社会を生き抜くには、自国の防衛力と経済力を鍛えるとともに、防衛力と経済力に見合った、慎重な行動をとらなければなりません。
価値観の異なる隣国に依存しない、恫喝されても対抗できる武力と経済力を持つ道を選択して欲しいものです。どこかの党の幹事長は老害です。
