石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

水辺から魚を狙うオジロワシの若鳥

ちょうど1週間前にあたる、3月18日の午後に撮影した映像を、これまでずっと紹介してきましたが、これで最後にします。いくら猛禽類ウォッチング最良の日といっても、しつこ過ぎて飽きます。

狩場に張り出した木から飛び降りて、一瞬、水面にタッチしたオジロワシの若鳥が、すぐ近くの水辺に降り立ったのがこの場面です。盛んに首を動かし、人でいえば、目を皿のようにして獲物を探し、すぐにでも狩りを始めそうな気配です。

水面より1段高く、水中を伺うには絶好の場所に見えますが、太陽光を正面から受けて水面に反射する位置が気にくわなかったのか、はたまた、背後にある堤防の道を、ときどき人が通るのが気になるのか、ワシは対岸、つまり狩場の南側の氷上に移動しました。

最初は水辺から50メートルほど離れた場所に降り、次に10メートルまで近づき、最後は水辺ににじり寄り、そこから飛び立って2度、水面にダイブしたのです。

この1週間は、冬に逆戻りしたような気候でしたが、各地の水場の氷解は確実に進んでおり、次は、ミサゴの狩りを撮りに行きたい、と考えています。

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