石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

きみの行く道は果てしなく遠い

ぬるめの風呂につかって長湯をしながら、ふと、きみの行く道は果てしなく遠い、と声に出して歌っていました。私の高校、大学時代によく歌われた歌です。歌詞に具体的な内容はありませんが、まるで反戦歌のように歌われていました。

でも、私が歌う心情はまったく違います。私はいつも少数派でした。私の周りでは、反戦・左翼が主流派で、憲法を改正して防衛力を強化すべし、という人にお目にかかったためしがありません。

平成の時代が終わろうとしている今、憲法改正を党是とする与党が、ようやく国会の3分の2を占めたというのに、憲法改正の発議は、やはり、できそうにありません。私の思いは、依然として少数派のままです。私の行く道は、果てしなく遠いようです。

どこかの忌わしい国から、恐ろしいものが飛んできて、身近なところで炸裂するまで、この国では、憲法改正派が多数派になることは、どうやらなさそうです。安倍総理にできないことが、他の総理にできるわけがありません。

そのとき、まったく別の発想が浮かびました。小選挙区制が実現したのは、私が蛇蝎のごとく嫌う、小沢一郎の時代です。憲法改正も、ことによると、キャッチャー・ミットの反対側に投げる、逆球ピッチャーによって実現される、かもしれないと。