石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

2013年オジロワシの子育て usagi1118の記録

コーネル大学鳥類学研究所のように、カメラを巣のすぐ近くに設置し、猛禽類の子育てを継続的に研究することは、日本では、まだ、行われていないようです。

オジロワシは世界中に分布しているようですが、その生態に興味を持つ人口が最も多いのは、日本ではないかと思います。といっても、極わずかですが。

オジロワシの子育てを記録した過去の動画で、usagi1118の功績は抜きん出ています。2013年5月12日から同年6月25日まで、YouTubeに投稿された28本の動画は、どれも美しく、きわめて貴重な記録です。

2013年の孵化は、今年と同じく1羽でしたが、2週間以上も遅い、5月22日から24日の間だったようです。孵化日は明確ではありませんが、 usagi1118氏が、雛の発見に強い情熱を傾けておられたことは明らかです。

2013年のオジロワシは、雌雄とも狩りが上手らしく、広い巣で、そろって食餌をする様子が、何度か記録されています。5月19日、抱卵中のワシに、パートナーが魚を持ち帰っています。魚は小さく、抱卵を継続するための差し入れかどうか不明ですが、今年の抱卵中には見られなかった行動です。

撮影は6月25日で終わっています。雛の大きさは、今年の雛の4~5週齢と変わりありません。