石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

「男と女」の背景

数日前、NHKのプレミアム・シネマで「男と女」を見ました。いつものように、偶然の遭遇だったので、見始めたとき、すでに30分経過していました。

「男と女」が、折り目正しい、面白い映画であることを、初めて知ったような気がします。レストランで、こどもが「コカコーラ」といい、これがフランス料理?と思わせる、トマトのスライスを盛っただけの皿を見たあと、二十日大根を食べるシーンを待ちましたが、出てきませんでした。あれは、別の映画だったようです。「個人教授」かも知れません。

短いドキュメンタリー・フィルムのようなもので、ストーリーをつなぐ斬新な技巧には、強い説得力を感じました。

映画の全編で、「フォード」のスポーツ・カーが素晴らしい走りを見せています。背景として、当時のフランス社会に、巨大なアメリカ資本と格好いいアメリカ文明が、じわじわ浸透していたことが、印象付けられました。