石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

眼鏡男を美男子コンテストで落とすのは差別か

ある放送局で、男のアナウンサーは眼鏡が許されるのに、女性アナウンサーには許されず、コンタクトが要求される雰囲気があるのは差別ではないか、という記事を読みました。

世の中が厳しい競争社会であることは誰でも理解しています。人事においても、研究費の獲得でも、論文を少しでも有名な雑誌に載せようと努力する場合でも、世の中がコンテストで決まる世界であることは、こんな私でも理解していました。

表現の自由と叫べば、どんな反社会的な芸術も発表の機会が保証され、補助金が得られるなんて、私には理解しがたい話です。

男のアナウンサーでも、第一番に選ばれるのは格好良くて能力のある人です。次に選ばれるのは、格好は悪いが能力のある人か、格好はいいが能力はやや劣る人でしょう。選ばれるために、必要とあれば眼鏡をコンタクトに換えるくらい、誰でもすることです。

競争社会の現実を無視し、何でも差別に結びつけて否定するのは、運動会の100メートル競走で、手をつないでゴールするのが素晴らしいという、奇怪な思想が流行した時代を想起させます。

ちなみに、筆者は、眼鏡をかけた、頭髪の少ない男です。