昨日の記事では、壊れた卵を無意識に、2月22日に産卵したものとして、抱卵期間を38日、36日と書きました。
壊れた卵は、ほかに2月26日の場合と、3月2日の場合があり、3月2日では、抱卵期間は42日と40日となります。
上の例では、長短の違いはあっても、抱卵期間に大きなばらつきはありません。しかし、ワシのつがいは孵卵器ではないので、卵を均一に温めることはできず、ばらつきは起こるはずです。
壊れたのが2月26日の卵だった場合、3月2日の卵が4月5日に孵化したとすると、抱卵期間は最短で34日となります。逆に、2月22日の卵が4月7日に孵化したとすると、抱卵期間は最長で44日となり、最短と最長で10日の差が生じます。
産卵期間は、2月22日から3月2日まで8日間あるのに、孵化は4月5日と7日の2日間しか差がない、ということの方をむしろ重視すべきかもしれません。