石狩のワシとタカ

おもに札幌近郊と石狩川流域の猛禽類の生態を探求します。

釣り人はオジロワシの敵

日本は人口過剰なので、どこにでも釣り人がいます。石狩河口には、どんなに寒くても、川カレイを釣る釣り人がいて、早朝から釣り糸を垂らしています。茨戸川には、テントを張って、ワカサギを釣る人が無数にいます。私には、とても食べる勇気はありません。

昨年の夏、石狩川の河川敷で、長い釣竿を振って、重りのついた糸を遠くまで飛ばす練習をしている人を、何度も見かけました。何故、チュウヒの飛ぶこの場所で、こんな練習をしなければならないのか、海に行ってやればいいのに、と怒りが湧きました。チュウヒにも、私にも、大迷惑です。

先日、もっとひどい状況に遭遇しました。オジロワシの巣がある防風林の、すぐ横の畑で、ルアー釣りの練習をする人がいたのです。驚いたことに、竿をビュンビュン振り回すと、糸が畑の境界まで飛びます。オジロワシの目に、恐ろしい兵器に見えることは間違いありません。

何の権利があって、他人の畑でこんなことをするのか。オジロワシが営巣を止めたらどうする、と言ってやろうと道路でしばらく待ちましたが、私にそれを言う権利があるのだろうか、と考えて車に戻り帰宅しました。次に見かけたら、オジロワシの営巣地であることだけは伝えよう、と思います。

いずれにしても、日本は著しく人口過剰です。