石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

手をよく洗いなさい、の真意

インフルエンザやコロナウイルスから身を守る、最も肝心なことは、マスクでも、うがいでもなく、手をよく洗うこと、と言われます。しかし、「手を洗うこと」には、実は、日本人の大部分が理解していない、極めて重要な意味が隠されているのです。

コロナウイルスから身を守るのに、手なんか洗う必要はありません。あることさえ、しなければ。

これは、親友のウイルス学者と話しているときに味わった、屈辱的な経験から学んだことです。私がしょっちゅう風邪をひく、と言ったとき、親友はさも軽蔑したように、ウイルス学者は決して風邪をひかない、と言いました。そのあと、どんな説明があったか、私の記憶は空白です。おそらく、余程ひどい恥辱を味わったのでしょう。

手に、いくらインフルエンザウイルスやコロナウイルスが大量に付着していても、皮膚から感染することはありません。まして、寒くなったくらいで、風邪をひくことはありません。鼻粘膜にさえ、触れなければ。

インフルエンザウイルスやコロナウイルス、風邪のアデノウイルスは、粘膜からしか感染しません。

手をよく洗いなさい、という意味は、人は汚い指で鼻粘膜にしょっちゅう触れるので、いくら「鼻粘膜に触れるな」、と言っても無駄だから、その代わりに、指先や手をきれいに洗いましょう、と言っているのです。

手を無意識に顔に近づけてはいけない、という警告も、全く同じ意味です。

あれ以来、私は、ウイルス学者のように、風邪をひかなくなりました。